ELECTRA2はTONE2から発売されているソフトウェア・シンセサイザー。
同社から発売されている「ELECTRAX」 のアップグレード版にあたる。
ライブ「TM NETWORK 30th 1984~ QUIT30 HUGE DATA」のメインPAD音色に使用している事を小室氏自身がTwitter上で明らかにした。
メインPADの
音色ですね。 pic.twitter.com/lockLcUqEJ
— Tetsuya Komuro (@Tetsuya_Komuro) 2015, 2月 6
その他、アルバム「QUIT30」収録「Alive(TK Mix)」のサンプリングボイス等でも使用されている。
via:YouTube
ELECTRA2はTONE2社が「シンセならELECTRA2さえあれば他に必要ない」と謳っているように、パワフルで幅広いシンセシス機能を持つ。
最も特徴的なのはマルチレイヤーシンセサイザーと呼ばれる構造。レイヤー化された4基のシンセサイザーがタブごとにエディットできる構成となっていて、波形エディット、インサーションエフェクト、アルペジエイター等、音色作りに必要なパネルが一元的に管理出来る。
シンセサイザー4基分のサウンドは(作り方にもよるが)複数のハードウェアシンセサイザーをレイヤーした時に似た深みを持つ。
この特性が小室氏がPAD音色としてチョイスした理由ではないだろうか。
さらに音源部分では、ヴァーチャルアナログ音源の他、FM音源も搭載。
(若干チープな印象はあるが)生楽器やゲーム風チップチューンサウンドも収録されているので、EDM系に限らず幅広いジャンルに対応出来るだろう。
また、ユーザーが用意したWAV波形のインポートも可能と、マルチな仕様となっている。
via:YouTube
メーカー | TONE2 |
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発売年 | 2014年 |
音源方式 | ヴァーチャルアナログ/FM音源/リシンセシス機能(ユーザー波形取込み対応) |
対応プラグイン | VST/AU/スタンドアロン |
定価 | 約18,000円 |
使用アーティスト
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