KORG KARMA

使用時期:2001年〜
karma
via:Korg Karma Synth Workstation | Jim Atwood in Japan
KORG KARMAは、KARMA(Kay Algorithmic Realtime Music Architecture)機能と呼ばれるアルゴリズムMIDIデータ生成機能を持ち、この機能がそのまま本機の名前となっている。 (※個人的にはカルチャークラブの『カーマは気まぐれ(Karma Chameleon)』が由来ではと思うのだが、実際のところは不明) KARMA機能はミュージシャンのStephen Kayが開発したソフトウェアをシンセサイザー用に搭載したもの。 ノートおよびコードの入力、8つのコントロールノブを弄る事によって、リアルタイムでランダムシーケンスフレーズを生成、自動演奏する事が出来る。 80年代までは特別な楽器だったシンセサイザーが90年代後半からお手軽な楽器へと変貌していた折に登場したKARMA機能は、それまでのアルペジエイターとは一線を企した物で、その後のエレクトロ系音楽に大きな影響を及ぼした。

via:KORG KARMA Preview 2001 | YouTube

KARMA機能を使ったギターアルペジオ 小室がKORG KARMA を使用したのはglobeのアルバム『outernet』から。 KARMAで生成したシーケンスフレーズのMIDIデータをNord LeadやOB-8で鳴らしている。 その後、ソロアルバム『Digitalian is eating breakfast 2』の『Krayzie Bone & K-C-O'』のストリングスで使用する等、継続的に使用している。 KARMA機能は後年発売される同社OASYS、M3、KRONOS等に継承されている(生成のクセは実機のKARMAとは多少異なるらしい)。  
メーカーKORG
発売年2001年
鍵盤数61鍵
音源方式HI(Hyper Integrated)シンセシス・システム(PCM音源)、48kHz Sampling frequency、32Mbyte PCM ROM、425マルチサンプル+413ドラムサンプル、PCM ROMオプションによる拡張可(EXB-PCMシリーズ対応)
同時発音数62ボイス(62オシレータ)(シングル・モード時) 31ボイス(62オシレータ)(ダブル・モード時)
定価¥198,450
 

使用アーティスト

Rick Wakeman, Phil Collins, Adam Holzman, Herbie Hancock, Peter Gabriel, Vangelis, Yes, Greg Phillenganes, Pete Townshend, and Keith Emerson. 

参考文献

キーボードマガジン2001年10-11月号