KORGの技術を集結した集大成的シンセサイザー
使用時期: 2011年~
image via:KORG|KRONOS
KORG KRONOSは2011年6月13日にDOMMUNE行われた「TK Presents BROADJ #331 2-Hour Special Live Set by TETSUYA KOMURO」で使用。
ライブ内ではギターソロやシンセストリングス音色で演奏していた。
KRONOSはKORG新旧のシンセサイザー音源をフューチャーした9つの音源を搭載。
低音から高音まで、ループを使用しないサンプリング音源を使用したリアルなピアノ音源「SGX-1」、
6種類のエレクトリック・ピアノの名機をリアルに再現した「EP-1」、
1980年に同社から発売されたコンボオルガン「CX-3」、
WAVESTATIONでおなじみのウェーブ・シーケンス機能を搭載したリアルPCM音源「HD-1」、
1978年に発売された同社のアナログシンセサイザーの名機を再現した「MS-20EX」、
1981年に発売され、TM NETWORKのデモ音源作りにも使用されたPolysixを再現した「PolysixEX」、
2005年に発売されたKORG OASYSに搭載されていたアナログ・モデリング音源「AL-1」、
1995年登場のProphecy、1997年登場のZ1をベースにしたセミ・モジュラー・シンセサイザー「mod-7」、
ギター、ハープ、ベル、クラビネットをリアルに再現し、物理モデルによる自由な合成まで可能にした打弦/撥弦系の物理モデル音源「STR-1」。
これらの音源全てがKRONOSに搭載されており、まさにKORGの歴史を詰め込んだ夢のような一台と言える。
少し穿った見方をすると、DAWによるソフトシンセ全盛の現状に対する挑戦のようにも感じる。
また、KRONOSの特徴として「スムース・サウンド・トランジション」と呼ばれる機能が採用されている。
これは従来のシンセサイザーの問題であった、音色の切り替え時に音やエフェクトが「プツッ」と切れる現象を解消したものだ。
つまりライブでの演奏中も音の途切れを気にする事なく、 ストリングスを弾きながらピアノにスムーズに音色チェンジするという事も出来るようになる。
今まで出来るようで出来なかったこの機能、ライブシーンで特に活躍しそうだ。
メーカー | KORG |
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発売年 | 2011年5月21日 |
鍵盤数 | 61鍵(73鍵、88鍵モデルあり) |
音源方式 | SGX-1/EP-1/CX-3/HD-1/MS-20EX/PolysixEX/AL-1/mod-7/STR-1 |
シーケンサー | 16トラックMIDIシーケンサー/16トラック・オーディオ・レコーダー 最大200ソング/400,000MIDIイベント(または300,000オーディオ・イベント)/オーディオレコーダー部分:16bit/24bit非圧縮、サンプリング周波数48kHz |
サンプリング機能 | 外部オーディオサンプリング/本体演奏リサンプリング/AIFF、WAVE、SoundFont2.0、AKAI S1000/3000フォーマットサンプル読み込み可能 |
その他 | KARMA機能搭載 |
定価 | 29,4000円 |
●主なユーザー
ミッキー吉野(ゴダイゴ)
●中古相場
不明
●関連リンク
http://www.korg.co.jp/Product/Synthesizer/KRONOS/
コメント
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