TKサウンドのエッセンスを司る名機
使用時期:1991年~
小室哲哉がJD-800を使用したのは、1991年北九州スペースワールドで行われたソロライブ『Think of Earth』が初めて(情報提供 : てっつ様)。同年~1992年に行われたTMN EXPO ではショルダーキーボード“Tetsuya’s Mind Control”からギターのような音やフェイザーのかかったエレピがリモート演奏され、
その独特の音色はファンからの羨望を集めた。
小室ファミリーブームの際にはプリセット53番のピアノ音色を中心に、多くの提供楽曲でこのJD-800が活躍した。
パネルに並んだ沢山のスライダーが印象的なJD-800は、デジタルシンセサイザーでありながらアナログ感覚で音作りできることで支持を得た。
1993年には音源モジュール版であるJD-990が発売されており、JVシリーズのボードも使用できた。
JD-990が登場した1993年以降、JD-800と並行して使用されており、ライブではラックマウントされたJD-990が確認されている。
メーカー | Roland |
---|---|
発売年 | 1991年 |
鍵盤数 | 61鍵 |
音源方式 | PCM |
同時発音数 | 24音 |
定価 | 300,000円 |
●主なプレイヤー
トニー・バンクス (ジェネシス)
ペット・ショップ・ボーイズ
リック・ウェイクマン
ケン イシイ
平沢 進(P-MODEL)
●中古相場
約5~6万円
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●関連リンク
tico
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