1991年~1992年のTMN EXPOツアーで演奏された『DON’T LET ME CRY』のイントロでは、シーケンス+小室による手弾きによるサンプリングプレイが行われており、数々の声ネタが使用されいてる。その声ネタ達の元音源を紹介していこう。
0:25 『Rockin Music』
【元ネタ】The Blackbyrds / Happy Music
The Blackbyrds は1973年、ジャズ・トランペッターのドナルド・バードが中心となって結成されたファンク・バンド。
収録メディア
⇒norman cook 『The Ultimate DJ Sample Box』
0:32 『Cause your right on time!』
【元ネタ】Loleatta Holloway / Love Sensation (1980)
Loleatta Holloway は70年代にソウル・シンガーとしてデビューし、かのラリー・レヴァンをして“クイーン・オブ・ガラージ”と言わしめたソウル・ディーヴァ。90年代に入ると、その歌声をダンスミュージック系アーティストを中心にサンプリングされるようになり、『世界で最もサンプリングされた女性歌手』の異名を取る。有名なものではBlack Box 『Ride on time』がある。
収録メディア
⇒norman cook 『samples & scratches』
0:47 『Work That Sucker To Death, Comeon now!』
【元ネタ】Xavier / Work That Sucker To Death (1981)
収録メディア
⇒norman cook 『The Ultimate DJ Sample Box』
【補足】
‘91.12.1 NEC パソコン・フェア・スーパー ライブ『WILD HEAVEN』で行われた同曲の声ネタは、EXPOツアーのものに以下の一点が追加されている。
1:27 『Clap your hands, everybody!』
【元ネタ】KURTIS BLOW / THE BREAKS