SequentialCircuits Prophet-600

初期TMのリード音色といえばこれ

使用時期: 1984年~ 1986年

image via:proun.net – SCI prophet-600

PROPHET-5の後継機種でるProphet-600は、初期のTM NETWORKにおいて 多くの楽曲のリード系の音色に使用された。
イントロや間奏でのショルダーキーボード(YAMAHA KX5)によるソロ等でも多用された。 初期TM NETWORKを象徴する音色である。

「パノラマジック」1985.10.31 日本青年館 Live Ver.
【訂正】このライブのソロで使用されているのは「E-MU Emulator II」でした。

 

価格はPROPHET-5の3分の1に抑えられているので、キータッチや音色作りにおいて PROPHET-5には及ばない部分がある。
例えばノイズジェネレーター等が搭載されていなかったため、取付用の改造キットが存在する。
しかしそれでもSCIらしい音が出て、6音ポリで100音色記憶可能というある程度のポテンシャルを満たしていたため、PROPHET-5に手が届かないユーザー達に広く愛用された。
また、世界で初めてMIDIが搭載されたアナログシンセサイザーでもあった。

 

メーカー Sequential Circuits
発売年 1982年
鍵盤数 61鍵
音源方式  
同時発音数 6音
定価 380,000円

 

●主なユーザー

アースシェイカー
HardFloor
Moog Cookbook

 

●中古相場

約12万円

 

●関連リンク

SequentialCircuits.com