TMサウンドを支えた影の立役者
使用時期:1986 年~ 1989 年
image via:TX816 – 音源モジュール – ヤマハ株式会社
TX816はDX7を音源ユニット化した『TF-1』を8台搭載した音源モジュール。
ラック音源という性質上、ライブでは表舞台に登場することは無かったが
『TM NETWORK = YAMAHAのFM音源』というイメージが強かった時代のサウンドは
ほぼこのTX816の功績といっても過言ではない。
86年のライブ 『FANKS DYNA-MIX』から使用された。
『FANKS DYNA-MIX』より
以下は、搭載されたTF-1を1台づつレイヤーしていく動画。
1台のTF-1の音と8台分のTF-1をレイヤーしたのとでは音の厚み・倍音が全く違うのが分かる。
この動画のように単純にレイヤーさせるだけではなく、
音色パッチを工夫することによって、アタック、ディケイ、リリースを各々のTF-1に担当させるという音作りも可能。
音色データはDX7から、もしくはコンピュータでプログラミングしたものをMIDI経由で流す仕組みとなっている。
メーカー | YAMAHA |
---|---|
発売年 | 1984年 |
鍵盤数 | 0 |
音源方式 | FM音源 |
同時発音数 | 16音×8 |
定価 | 934,500円 |
●主なユーザー
向谷 実(CASIOPEA)
デヴィッド・ペイチ(TOTO)
●中古相場
約3万円
●関連リンク
コメント
[…] YAMAHA TX816へサンプリングされたものだとする説もある。 […]
中古相場高過ぎませんか?
>匿名さま
ご指摘ありがとうございます。
表記の仕方ヘンでしたね。。。
修正させていただきましたm(__)m